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社員の声を活かした制度改革(生理休暇のお話)

社員の声を活かした制度改革(生理休暇のお話)

みなさん、こんにちは。
三和建設のアラフォーママなかもとです。
夏季休暇はいかがお過ごしでしたでしょうか。(はっ!学生さんの夏はまだ終わっていないか?!
三和建設は夏休み気分を通常モードに切り替えて頑張っています。
みなさんも元気に残暑を乗り越えましょう!
 
さて、これまで新制度をメインにみなさんにご紹介させていただきましたが、
今回は、制度としてあったものを改めて見直し時代や環境に合わせてアップデートした「生理休暇」についてお話します。
生理休暇って女性だけじゃないの?なんて思う方もいるかもしれませんが、男性にも関係する大事なお話です。
むしろ男性に読んでいただきたいお話です。ぜひ、ご覧ください。

生理休暇とは?

みなさん、生理休暇とはご存じでしょうか。
生理休暇は労働基準法で定められた制度です。
生理休暇の目的は、労働基準法に基づき、働く女性が健康を損なわずに安定して働ける環境を提供するために設けられています。
企業の任意で設置される法定外福利厚生のようなイメージがありますが、労働基準法の第68条で規定されている法定休日であり条件に該当する従業員全員に請求する権利が認められています。


制度見直しのきっかけ

「生理休暇を取りたいが、上司に直接生理休暇とは言いづらい」
「甘えていると思われるかも・・・」
ある社員が、メンター制度の面談中に若手社員から受けた相談がきっかけでした。
建設業界の女性比率が平均1割程度、三和建設は3割程度と比較的多いことや制度としてあるにも関わらず
理解が進んでいないことや利用が上手くできていないことに疑問を感じ部署のミーティングで改善提案をしました。

生理休暇が取りづらいといった現実から利用しやすい制度にしたいと考え社員アンケートを実施。
結果、「生理休暇を取りたいが、無理して出勤している」、「急遽休むことになるので、申し訳なくて休みづらい」、「言葉に伝えることに抵抗がある」
休暇制度は知っているものの、利用する社員はとても少ないということがわかりました。

時代、環境に合わせ利用しやすい制度へ

アンケート結果を受け、何のためにするのか、制度のあるべき姿、会社としてこれからどうしていくのか部署メンバーを巻き込み生理休暇を見直しました。「生理休暇」という名称では言いづらいという声を受けて名称をFemaleのFから取って「F休」と名称を変更しました。
また、生理休暇の申請方法も見直し、電話からメール、チャット、LINEなどでも申請できるようになりました。
これらについて全社員への周知と同時に生理に関する動画研修を全社員が受講し、生理に関する知識向上と職場における相互理解の促進、制度の理解を深めました。

誰もが活躍できる環境づくり

制度のアップデートによって、以前に比べ生理休暇を取りやすくなったという声もいただきます。
また、これまでデリケートな部分として男性側も女性に声をかけづらかった部分について、正しい知識を身に着けることによりお互いに配慮できる思いやりやコミュニケーション、環境を作ることに繋がりました。
若手社員の声をきっかけに会社の制度がアップデートされたという事実は「会社は社員の声に向き合ってくれる」という理解、安心感に繋がりました。
生理休暇に限らず、社員一人ひとりが活躍できる職場のためには、三和建設はこれからも何が必要なのかについて検討し、取り組みを進めていきます。
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